九寨溝と黄龍 3 | −九寨溝と黄龍をハイキング− |
6時起床。連泊の2日目だ。今日は天気が良さそうなので、もう一度行く鏡海(きょうかい)の美しい景色に期待が持てそうだ。6時40分しっかりと朝食を取って、7時40分に九寨溝ハイキングへ出発。
昨日と同じようにチャーターバスに乗り換えて、鏡海(きょうかい)へ向かった。天気が良いので車窓から見える景色にコントラストがあり、よりクリアーに見えるように思う。ツアー客の一人が「雪山だ」と思わず言葉に出した。
鏡海(きょうかい)にはっきりと雪山が映っている。昨日は見えなかった景色だった。その後、@五花海(ごかかい 車窓から)8:50頃 A箭竹海(せんちくかい 車窓から)8:57 B原始森林(標高3060m)9:12〜9:47
鏡海 日則溝 九寨溝 |
五花海 日則溝 九寨溝 |
山 日則溝 九寨溝 |
原始森林 日則溝 九寨溝 |
C箭竹海(せんちくかい)10:07 D箭竹瀑布(せんちくばくふ) E熊猫海(ぱんだかい) F犀牛海(さいぎゅうかい)11:23
箭竹瀑布 日則溝 九寨溝 |
熊猫海 日則溝 九寨溝 |
熊猫瀑布 日則溝 九寨溝 |
犀牛海 樹正溝 九寨溝 |
G樹正群海(じゅせいぐんかい) H盆景難(ぼんけいたん) を見た。
マニ車 樹正溝 九寨溝 |
民族村 樹正溝 九寨溝 |
龍の角 樹正溝 九寨溝 |
盆景難 樹正溝 九寨溝 |
昼食をとった後、空路で、九寨溝を後にして成都へ戻った。九寨黄龍空港では、かなり待たされたが、成都へ向けて出発することができ、成都のホテルには23:05に着いた。かなり遅い到着となった。
今日は6時30分起床。今までで一番のんびりの起床だ。バイキングの朝食を済ませて、8時成都観光に出発。
午前中はパンダ繁育研究基地でパンダを見学。家内はパンダと一緒に写真を撮るのが一番の目的のようだ。パンダの何十倍という観光客の人たちに混じって、大人のパンダや赤ちゃんパンダを見た。そして家内はわずかな時間だったけれど、パンダと一緒に写真撮影ができ、夢を叶えた。あまり期待はなかったけれど、あらためて、パンダはかわいいなあと思ってしまった。
入り口 パンダ繁育研究基地 成都 |
パンダ パンダ繁育研究基地 成都 |
パンダ パンダ繁育研究基地 成都 |
パンダ パンダ繁育研究基地 成都 |
パンダ パンダ繁育研究基地 成都 |
パンダ パンダ繁育研究基地 成都 |
都江堰近くのホテルで昼食。午後は、古代水利施設、都江堰を見学。何の予備知識もないまま見学してしまったが、凄い施設だった。川の真ん中に中州を作り、長江の支流である岷江という大河を、外江と内江の2つに分け、外江はそのまま長江へ合流させ、内江は灌漑用水・生活用水として四川盆地へ流しこませている。水量は外江に6割、内江に4割の割合だそうだ。現在はコンクリート製のダムで水量の調節を行っているが、以前は竹籠に石を詰めたものを使用していたそうだ。都江堰を作ったのは李冰・李二郎親子で、二王朝というところにまつってあった。紀元前3世紀頃の建造という。初めは軍事利用が目的だったようだが、発想、工事の大きさ、この時代の技術の高さ、現在でも使用されているなど、どれも凄いなあと思ってしまった。
都江堰 都江堰 成都 |
水をせき止める道具 都江堰 成都 |
二王朝 成都 |
市内 成都 |
夕食は銀杏というレストランでとって、夜は川劇の観賞。川劇(せんげき)は素朴な感じがして、わかりやすくおもしろく観賞した。仮面を一瞬にして次々に変えていく「変面」は、どうやって変えているのか、まるでマジックショーでも見ているように謎解きをしながらの観賞は、わくわくしてしまった。
川劇 成都 |
川劇 成都 |
川劇 成都 |
川劇 成都 |
川劇 成都 |
今日は帰国する日。この旅は朝が早かったが、今日も朝5時起床。朝食はホテルのレストランで5時40分頃とった。流石に食は進まないが、飛行機が予定通り飛ばないこともあるから仕方ない。6時過ぎにホテルを出発。
予定通りの運行で、広州白雲空港には9時20分頃到着。白雲空港で、乗り換え時刻まで飲茶などの軽い昼食をとったり、最後のショッピングをしたりして、午後2時25分に出発。成田へは午後7時50分頃到着した。
今回は、雄大ですばらしい景色や美しい花々、野鳥の囀りが印象的だった。そして、生まれて初めて標高が3000mを超えるところに行くというのはどういうことなのか、身をもって知ったのがよい思い出になった。
夕焼け 日本上空 |