2003年から2005年頃の写真です。この頃は泉自然公園が私のフィールドでした。野鳥がなかなか見つけられなくても、この鳥だけは姿をみせてくれました。
当時、以下のようなコメントを残していました。「泉自然公園で初めてカワセミを見たのは蓮池でした。木道に止まって,じっと獲物を狙っています。この公園でこんな美しい鳥が見られるんだと感激したものです。そのうちこつをつかんだのか、行けば必ず見るようになりました。しかもいつでも美しい鳥です。」
幼鳥に餌を運んでいるところを偶然見つけました。
カワセミは餌を狙ってじっと止まっています。だから、デジスコで撮るには適した野鳥でした。
フィルムカメラと望遠レンズを使って、池に餌の仕掛けをして飛び込みのシーンや水から飛び出すシーンを撮影している人もいましたが、興味はありませんでした。
当時、一眼レフカメラに望遠レンズは高価で容易に手が出せるものではありませんでした。しかも、連写性能は今よりも劣っていました。
その後、徐々に見事な飛び込み、飛翔、飛び出しなどの写真がネット上で見られるようになりました。腕はもちろん、機材の性能向上が大きかったのです。
池にはオオガハスが植えられていて、蓮の花の咲く頃「ハスカワ」などと言って、蓮とカワセミの写真に人気がありました。なかなか狙ったところには止まってくれなかったことを思い出します。