| 九寨溝と黄龍 1 | −九寨溝と黄龍をハイキング− |
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1■ 2007年8月8日(水)
気持ちはあまり高まらなかったけれど、少しは知識を得ておかないとというあせりから本屋へ行ってみたものの、適当なガイドブックも見あたらず、ぐずぐすしているうちに出発日が迫ってきてしまった。ところが、出発直前になって九寨溝の花の写真を載せているホームページを見て、いろいろな花を見ることができると知り、かなり楽しみになってきたのだった。
成田で添乗員の石井さんや他の方々と合流し、必要な手続きを済ませて飛行機に乗り込んだ。広州までの飛行時間は約4時間半だから、長すぎて苦痛を感じるということはなかった。映画「バッテリー」を見て、もう少しで見終わるというところで午後1時40頃に広州白雲空港に到着した。乗ってきた飛行機が「ANAのFLY!パンダ」だというので、振り返って写真を1枚。確かにパンダの模様の飛行機だ。旅行の終わりには成都で本物のパンダにも会えることだろう。 広州で成都への飛行機を待っていると、空がにわかに暗くなり激しいスコールになった。中国では大陸時間で旅行を考えて欲しいと、暗に遅れるのを覚悟させられたが、混乱はなかった。午後5時25分に広州を出発して夕方7時15分に成都の双流空港に到着した。現地ガイドの賈(「か」さん、30歳ぐらい)さんと合流。途中で初めての四川料理で夕食を済ませ、ホテルに着いたのは9時20分頃だった。この日は成都に一泊して、明日黄龍へ向かう。 |
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| FLY!パンダ 広州 白雲空港 |
双流空港 成都の空港 |
夕食 錦府酒楼の四川料理 |
ホテル 空港近く成都のホテル |
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2■ 2007年8月9日(木)
【九寨黄龍空港から黄龍へ】 朝4時45分起床。ホテル出発6時10分。日本との時差が1時間とはいえ、早い時間の出発だった。空港に近いホテルのため、10分少々で成都双流空港に到着。ここから九寨黄龍空港に向かう。この空港は標高3500mのため、天候は変わりやすく、出発が可能になる時刻はそれこそ大陸時間で考えなければならいとのことだったが、今朝は順調に運行している。たとえ出発できても、引き返すこともよくあるとのことであったが、私たちは運が良かった。午前7時40分頃、予定通りに九寨黄龍空港に到着できた。まわりには山々が見えるが、空港自体の標高が高いためかその山々がそんなに高いとは感じない。気温は10℃。すぐにバスに乗ったので寒いと感じる間がなかった。 黄龍へ向う車窓からは道路脇にいろいろな花が見える。また、風に揺れるタルチョやチベット民家、裸麦や空豆の畑なども通り過ぎていく。途中、バスを止めてガイドの賈さんがブルーポピーの咲く場所を案内してくれた。ヤクの糞とともに砂利の地面に逞しく咲いていた。美しい花だ。ブルーポピー以外にもいくつかの植物の花を撮影した。そして、ここで初めて空気の薄さも知らされた。撮影のためにしゃがんだ姿勢から立ち上がるときに、息苦しさとともに立ち眩みのようなものを感じたのだった。これが高高度にいるということなのだ。これからのハイキングは大丈夫かな、少し不安にもなった。 |
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【黄龍のハイキング】
バスが川主寺という大きな町を過ぎ、道に沿って登ったり下ったりしながら、黄龍に到着したのは9時50分ごろ。フリースを着て折りたたみの傘を持って、バスを降りた。高い木の梢で、野鳥が美しい声で鳴いている。早めの昼食をとって、10時50分頃、ロープウェイ乗り場へ向かって出発。ロープウェイは2006年8月の開設で、到着場所は、五彩池から降りてくる木道のルートからは少し離れている。降りてから五彩池までは約3qほどある。 帰りは歩いて下ってきてここへ出ます、という黄龍入り口を通りすぎて、ロープウェイ乗り場に到着。ロープウェイには8人ずつ分かれて乗って、11時20分ごろ頂上の駅に着いた。標高は3600m。 ツアーの人たちは、3時30分までには下山して昼食場所に集合という日程を確認して、三々五々歩き出した。道はすべて木道で整備されていて歩きやすい。天気は曇りで、ときどき小雨が混じる。野鳥の声を聞き、通路脇の植物を見ながらゆっくりと歩いた。鳥はヒガラに似た鳥や赤っぽい色をした鳥などを見かけた。途中、賈さんに酸素ボンベを一つ購入してもらい、ときどきそれを吸ってゆっくりと歩く。12時30分頃、五彩池から下ってくる道にたどり着き、そこを登って五彩池に向かった。 左手には水が豊富に流れている。家内は酸素ボンベを片手に高山病と戦いながら登っている。景色の美しさは感じても、デジカメでシャッターを押す余裕はなさそうだ。ようやく黄龍後寺にたどり着き、五彩池(標高3556m)を一周した。池の周りには観光客がいっぱいいて様々なポーズで写真を撮ったり、景色を眺めたりしている。中国人にも人気の観光スポットのようだ。あいにく天候は曇りだが、だんだん畑に五色の水をためたような池はなんとも神秘的なところだった。 家内も少し元気を取り戻したところで、五彩池を出発し下山し始めた。豊富な水が様々に変わる景色の中を下へ下へと流れている。そんなところを集合時刻を少し気にしながら、そして家内はまた高山病と闘いながら下った。天気は晴れ間も見えるが、雨もぱらつく山の天気特有の変化のある天気だった。ただ、風はなかった。午後1時30分頃五彩池を出て、約束の集合時刻3時30分ちょうどぐらいに着くことができた。後からコース地図を見ると、玉翠彩池、浄艶彩池、蓮台飛瀑など名前のついた見どころがあったようだ。景色は素晴らしかったものの、空気が薄く、ちょっと長くきつい感じのハイキングだった。家内はかなりつらそうだったが、私も頭痛がしていた。 ツアーには私たちよりも年配の方達もいらっしゃったが、とても元気だ。若い頃の鍛え方が違うのだろう。全員が無事下山し、午後4時少し前に黄龍を出発。途中トイレ休憩をとってもらい、午後6時45分九寨溝のホテルに到着した。夕食はバイキングだった。家内も私も軽めに済ませて、すぐに休んだ。 |